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お客様の「明日」を支える製品を、これからもずっと|トライエッティングが目指す世界の姿とは?

こんにちは!トライエッティング広報担当のもえです。

トライエッティングは、6月で創業8周年を迎えます。
今回はそれにちなんで、トライエッティングが掲げる「明日の未来を、今日つくろう」というビジョンやこれから先私たちが目指す未来について、創業メンバーにインタビューしました。

創業時からの情熱や、ビジョンに込めた思い。そして、これからの展望について、どのような考えを持っているのでしょうか?ぜひご覧ください!

CEO 長江祐樹

COO 菅沼美久

CTO 竹島亮

将来、誰もが当たり前に使っている製品を作りたい

長江:
個人の力で変えられない、国全体で取り組んでも変えられるかどうか分からないのが人口動態なんです。

近い未来、具体的には2030年までの間にそれに伴う問題(人手不足など)が顕在化してくると考えています。私たちの基本的なスタンスは、一朝一夕に準備ができる者ではないマクロの情勢変化に対応するため、近い未来に備えることです。今から準備を始めようという気持ちで、「明日の未来を、今日つくろう」という標語を大事にしてきました。

このスローガンの由来は、「将来、誰もが当たり前に使っている製品を作りたい」という竹島の言葉から来ています。“Creating The Future of Tomorrow, Today!”と英語にしてくれたのは菅沼で、非常に良い標語にしてくれました。

海外頼みの計算資源、円安、物価の高騰など様々な課題が浮上する中、現場が使える現実的な価格で、需要予測やシフト作成の製品を提供することは今後更に難しくなると予想されます。そんな中で、現場のニーズとコストとのバランスを取れる製品を作れるのは私たちしかいないと自負しています。5、6年前から見通してこうした製品を作ってきたことに、今は非常に意義を感じています。

竹島:
長江くんの話にもあったように、僕がやりたいことは、皆が知らないうちに当たり前のように使っているものを作ることなんです。

そういう意味もあって、「明日の未来を、今日つくろう」という言葉が僕のやりたいことに合っているのかなと思いました。目指している未来に合っているのかもしれないと思って、いいなと思って話していたんです。

長江くんの視点に加えて、作り手視点の「明日の未来に当たり前に使われているもの」という意味も込められた言葉になっているんですよね。この考え方が、トライエッティングの提供する製品が需要予測やシフト作成などいわゆる裏方に近い役割を持つことに繋がっているんです。

変わりゆく「明日」にアジャストしていきたい

菅沼:
先ほどの長江さんの答えですが、創業当初はもう少し柔らかかったと思うんですよね。創業当初は若かった20代の私たちが大人になり、考え方や見方が変わり、社会から求められる信用像や責任も変わってきました。長江さんの答えは優等生的ですが、身近な人が幸せであること、身近な人をきっかけに明日の社会を良くしたいというところから始まっています。多くの学びや出会いを通して成長して、私たちが社会に対して何ができるのか、すべきなのかの輪郭がはっきりしてくることで先程のようなことが言えるようになったんだと思います。逆に、竹島さんは変わっていないんです。今も昔も同じことを言っていて一貫しています。

創業時と比べて、会社のフェーズが変わり、社会が変わり、市場が変わり、人の考え方さえも変わってきました。当初描いていた「明日」と、今描いている「明日」の定義が変わってきていると感じます。これから先も、その時その時の「今日」で、「明日」との定義はやはり変わり続けていくんだと思います。

一貫して目指したいものを大切にしながら、変わりゆく「明日」に少しずつアジャストしていかないと我々だけが取り残されてしまいますから、常にお客様の「今日」や「明日」を捉え直し、適応しながら進んでいく必要があります。人の数だけ「今日」があり「明日」がある。まず「トライエッティングはこういう『明日』を目指しています。あなたはどうですか?」という対話が始まり、それが商談となり、事業の継続に繋がるのだと思います。

こういうふうに考えるのは、哲学的ですよね。そんな哲学的な話が肉付けされて実をつけてくれる(=事業として形にしてくれる)仲間がいるからこそだと思います。

トライエッティングが目指す未来に向けての取り組みは、お客様の「今日」と「明日」に寄り添い、最善を追求することです。これからも皆さんの良い「明日」に向けて尽力していけたらと思います。

何十年も安定して使い続けてもらえる製品を目指して

竹島:
技術的な話では、最近では生成AIが話題になっていますよね。OpenAIが新しいモデルを出すなど界隈で技術の進化が進んでいます。

私たちの会社は技術選定に関して、昔から慎重派です。新しい技術を採用する際には慎重に検討しています。新しい機能をどんどん作っていこうとする中でも、使う技術はこの分野で長年使い込まれたもの。その「枯れた技術(=広く使われることで信頼性が高くなった技術)」を使ってどんなふうに新しい実装ができるかを考えています。そうすることで、お客様への影響を最小限に抑えています。

長江:
技術サイドとしては、竹島が言うように新しい技術が先行しています。

デジタル技術は時間が経つにつれて古くなってしまうので、古くなっても価値が残るものを選定することが重要です。例えば、1年経たずに陳腐化する技術もある中で、基盤として価値を保つ技術を選ぶことが大切なんですよね。
洗練された技術をもとに、新しい要素を取り入れながらも、明日になっても価値を失わない技術設計を心がけています。お客様に安定して使っていただけるよう、バージョンアップしても基本機能を維持するようにしています。
お客様の基幹システムに組み込む製品として、信頼性を確保することに力を入れてきました。5年後、10年後、その先も動作し続ける製品を提供することを目指しています。

それから、我々の考え方や理念を具体的なサービスや製品に落とし込むために、定期的に振り返りや議論を行っています。創業当初にも、「我々がやらないこと」についても多く話しました。例えば、戦争に関わる技術を開発しないという約束事や、平和利用を目指すという理念は今でも変わりません。
技術はあくまで道具であり、それをどう使うかが重要です。平和利用を目指し、社会の役に立てる技術を開発すること、そしてそれを収益に結び付け、長期的に続けていくことが大切です。この考え方は創業当初から変わらず、今も大事にしています。

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株式会社トライエッティングは、「予測業務の自動化を、やすく、はやく」というミッションを掲げる名古屋大学発のAIベンチャーです。AI技術の導入する上での課題となっている「コストの高さ」や「開発期間の長期化」、「専門人材の不足」を解決する「UMWELT(ウムベルト)」というプラットフォームを開発し、幅広い業種業態のお客様に提供しています。また、複雑なシフトもAIがワンクリックで作成する「HRBEST(ハーベスト)」を開発・販売しています。

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