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がん細胞は、危ない会話で身体を駆け巡る #アドベントカレンダー2022

こんにちは、TRYETINGの広報担当です。

アドベントカレンダー10日目は、「医療」。

今日は、人間の細胞の仕組みと癌細胞のメカニズムに関するお話をご紹介します。

クリスマスまでの期間に、窓をひとつずつ開けていく「アドベントカレンダー」。
昨年に引き続き今年も弊社公式noteにて、哲学や科学、テクノロジー、カルチャーなど、皆さまの知性を拡張するような様々な記事を、クリスマスまで平日毎日紹介していきます。

「がん細胞は、危ない会話で身体を駆け巡る」

今日ご紹介するのは、こちらの記事。

三大疾病のひとつで、日本人の死因の上位として知られている癌。今や私たちが生きていく上で向き合わなければならない病の一つです。

この病については、世界各国のさまざまな機関で研究が行われています。この記事では、癌研究における新たな発見の背景、人間の細胞や癌のメカニズムについて紹介しています。

記事のイチオシポイント

3Dシャーレの中で1立方ミリメートルに10個のがん細胞の増殖を観察すると、細胞密度が高くなるにつれ、サイトカインという細胞から分泌されるタンパク質(特にIL-6とIL-8という炎症促進タイプのサイトカインで、どちらもがん細胞の進行と転移に関わることは知られていた)を介してがん細胞どうしがシグナルでコミュニケーションを図るようになることがわかった。

がん細胞は、危ない会話で身体を駆け巡る

専門的な研究を行ったことがない大学生が、とあるセミナーを受講したことをキッカケに、がん細胞どうしがシグナルでコミュニケーションを図るようになることを発見。発見はそれだけではなく、転移の可能性を減少させて生存率が向上する方法も証明しています。

記事の中では、発見の経緯やがん細胞のコミュニケーションのメカニズム、転移を抑止する理論を紹介しています。

我々を構成する細胞は日々生と死を繰り返している。生まれてからずっと変わらない細胞もあるが、大多数の細胞は入れ替わり、我々の実相は昨日と今日では既に違うのかもしれない。

がん細胞は、危ない会話で身体を駆け巡る

人間の細胞は「自死」するものであり、私たちの体の一部は細胞が自死することで形作られていき、人間の脳神経系や免疫系も高度に進化したシステムになるためには、細胞が必ず自死する必要があるとされています。

そして、その自死のメカニズムを狂わせるものが癌遺伝子。癌遺伝子が細胞を不死身にさせて、体内の正常な細胞にまで悪魔の囁きを行うと考えられています。

日本人の2人に1人が生涯のうちに、診断されていると言われている癌。日々進化するテクノロジーと同じように、新しい科学的発見や治療法から癌を克服して、思い描いた人生を歩めるようになることを願ってやみません。

終わりに

いかがでしたでしょうか。より詳細を知りたい方は是非該当記事もご覧ください。


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