トライエッティングの「Female休暇」とは?#TRYETINGの制度とカルチャー
こんにちは、トライエッティング(TRYETING)の広報担当です!
当社では、社員が働きやすい環境を整えることを目的に、「Female休暇」を導入しています。
この記事では、Female休暇の特徴や導入の背景などをご紹介します。
弊社での働き方にご興味のある方、弊社にご応募・ご入社をお考えの方のご参考になりましたら幸いです!
トライエッティングの「Female休暇」とは?
当社のFemale休暇は、生理日の体調不良時などに取得できる、女性社員が安心して健康的に働くための休暇制度です。「エフ休」や「F休」と呼称することもあります。
この休暇は、毎月1日分、有給で付与されます。
Female休暇の特徴は?
①女性の健康に関わる様々な事由に対応
Female休暇は、生理日の体調不良にとどまらず、女性の健康に関わる様々な場合で使用することができます。例えば、次の通りです。
・生理日の体調不良
・婦人科系疾患による体調不良、検査、治療
・不妊のための検査、治療
・妊娠時のつわり、妊婦健診
なお、「不妊のための検査・治療」については、女性だけでなく男性も休暇を取得できるよう、現在社内で検討を進めています。
②時間単位で取得可能
弊社の他の有給休暇と同様、1時間単位での取得が可能です。生理日にだんだんと体調が悪くなった際に午後休にしたり、勤務後に通院をしたりすることができます。
③有給で取得可能
必要な時に安心してお休みしていただけるよう、1日分(弊社の所定労働時間の7時間分)を有給で取得できます。
④簡単な申請&プライバシーへの配慮
Female休暇を含むすべての休暇は、勤怠管理システムにて申請を行うだけで取得できます。
そのため、自分が取得した休暇の種別を把握するのは管理部と上長のみに限られ、他の社員に休暇理由を知られることはありません。
なぜ「生理休暇」ではなく「Female休暇」?
厚生労働省の調査(2021)によると、ここ3年間で「生理休暇」を請求した女性労働者の割合はわずか0.9%にとどまっています。この課題を解決するためには、「生理休暇」をより取得しやすくする制度・環境づくりが必要です。
生理休暇をとらない・とれない理由の1つに、「はずかしい、生理であることを知られたくない」というものが挙げられます(全労連、2008)。
ダイレクトな表現では女性社員が休暇を取得しづらくなってしまうのではと考え、弊社では「Female休暇」という名称に定めることになりました。
また、女性が健康に働くために会社が考慮すべき点は、生理だけではありません。婦人科系疾患、妊娠、不妊など、年齢やライフステージに応じて女性特有の様々な変化が生じることがあります。生理に限らず、それらに幅広くに対応できるような休暇制度として、Female休暇を制定しました。
どうしてFemale休暇を導入したの?
創業当初からCEOの長江が「男性と女性が一緒に働くなかで、身体的な差によって不利になるのはおかしい。制度でサポートできないだろうか」という強い思いを持っていたことが導入のきっかけです。
「生理休暇」の項目は労働基準法にも盛り込まれており、社会全体で制度としての導入も広がってきてはいますが、申請・取得のしづらさやハードルの高さから「制度があっても利用できていない」という声も聞かれます。
必要な時にしっかりと活用してもらえる「生きた制度」にするために、
といった様々な点を考慮しながら制定しました。
他にはどんな制度があるの?
Female休暇の他にも、当社では多様な働き方を選択できるように、様々な制度を構築しています!
こちらのマガジンでは、当社の制度に関する記事をご覧いただけます!
トライエッティングでは一緒に働く仲間を募集しています
Female休暇に加え、社員ひとりひとりがライフワークバランスを実現できるよう様々な制度の導入や、リモートでも安心して働ける体制づくりを行っています。
今回ご紹介したFemale休暇は主に女性社員を対象とした制度ですが、社員の皆さんに休暇制度を有効に使ってもらえるよう、今後もより良い制度を検討していきます。
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出典
「『令和2年度雇用均等基本調査』の結果概要」厚生労働省https://www.mhlw.go.jp/toukei/list/dl/71-r02/07.pdf(2021年11月12日に利用) 「女性労働者の健康・労働実態及び雇用における男女平等調査報告書」(全国労働組合総連合)https://www.zenroren.gr.jp/jp/jyosei/2008/data/tyousa/01-04.pdf(2021年11月12日に利用)