進路やキャリアを考える高校生の疑問に回答!同朋高校のキャリア講座に登壇しました
こんにちは!トライエッティング広報担当のもえです。
先日、当社CEOの長江と、株式会社Wo-one代表であり当社の広報チームをサポートしてくださっている犬飼さんが、同朋高校(名古屋市)で開催されたキャリア講座に登壇しました!
地元大学発企業として、地域の学生さんのキャリア支援につながればとの思いから、こうした登壇やインターンシップの受け入れなどを行っている当社。
この記事では、キャリア講演会中から、印象的なお話を抜粋してご紹介します。
登壇者紹介
ともに起業家である当社CEOの長江と、Wo-one代表の犬飼さんがそれぞれの経験をもとに高校生の疑問にお答えしていきました!
Q 何の資格を持っていたら今後役立ちますか?
「どんな資格もキャリアを積むためのスタートライン。経験こそが一番の財産に」
犬飼:
私たちが持っているのは、運転免許の資格くらいですよね。
逆に言うと、ありがたいことに今私がこのようにお仕事をさせてもらえているのは、全部会社員時代の経験と実績があったからなんですよね。自分に与えられた目の前の仕事を一生懸命頑張り、年間500件のテレビ取材という結果が出せて、それが今、自分の資格よりも大きな財産になっています。
例えば学生時代から海外の色々な国に行っただとか何でも、「私、これだけやりました!」って言えるものがあることの方が社会に出てから生きてくるんじゃないかな。
長江:
採用する側として考えても、資格が必要な職種以外では資格の有無自体はあまり問わないですね。
資格というのは、経験と一緒にあるべきだと考えています。キャリアを積むための入り口に立つきっかけが資格であり、その「キャリアを積む」ということこそが価値となるのだと思います。
資格を頑張って取ることももちろん大切ですが、一方でそれだけではなく、経験を積むことでそれが実績となり、その先のキャリアに生かすことができます。
犬飼:
もちろん、資格勉強自体も「こんな資格を取れるくらいこの子頑張れるんだ」という評価の一つになるので、勉強中の方は引き続き頑張ってくださいね!
Q 働く上で大切にしていることは何ですか?
犬飼「オープンマインドでいること。そして、目的を持って働くこと」
犬飼:
私って、自分で言うのも何ですが、感じ良さそうじゃないですか!(生徒さん一同笑顔でうなずき)
見知らぬ人から道もたくさん聞かれるんですよ。「この人なら快く教えてくれそう!」と選ばれる。
それはね、皆に声をかけてもらえるようなオープンマインドな雰囲気を作れるよう、一生懸命努力しているんです。
私たちは、この長い人類の歴史の中で、偶然今日出会い、この時間を共に過ごしていますが、それってもの凄く奇跡的なことじゃないですか。だからこそ、私は今この瞬間、一緒に時間を共有した人たちにはベストの自分で尽くしたいし、自分と会ったことで、皆に幸せな気持ちになってほしいといつも思っています。
広報という仕事でもメディアの方を含め人とよくお話しする機会があるので、目の前の人ひとりひとりに真摯に接して、幸せになってもらうということをまず考えます。
そして、業務の目的や役割を自分の中でしっかり落とし込んで、明確な目標を立てて実行することも大切にしています。
百貨店時代、私が一番最初に担当した仕事は「用度係」だったんです。紙袋などを補充する目立たないながら、大切な仕事でした。目の前のお客様を「申し訳ございません、紙袋がきれておりまして」って何度も待たせるなんて絶対あってはいけないことですからね。
私は「犬飼ちゃんが用度係になったら一切紙袋が欠けないね、どんな時もみっちり補充されてるね」と言ってもらえるくらい、もの凄く誇りを持ってその業務に取り組んでいました。
そもそも役割として与えられたということは絶対にかけてはならない仕事だし、自分がきちんと誇りや目標を持って取り組めば、それは大きくて大切な仕事になると思うんです。
だからこそ、どんな姿勢で取り組むかで違いが生まれるし、真摯に取り組めばチャンスがやってきます。どんな仕事でも一生懸命役割を果たしていくことが大事だと思っています。
Q 高校生に伝えたいメッセージを教えてください!
長江「『逃げる』ということも大事な選択肢です」
長江:
辛かったら逃げていい、逃げることも大事な選択です。何事にも向き不向きがあるので、もしかしたらもっと自分が輝ける別の場所があるかもしれないですから。
ただ、逃げる時にはそれなりの覚悟を持つことも重要です。進むことよりも、逃げること、すなわち「誰にも迷惑を掛けずに失敗する」ということの方が難易度が高いんです。
だから、「逃げる」が選択肢として存在することを頭に置きながら、まずはひとまず頑張って進んでみよう。それでも、辛いな、大変だなと思うことがあれば、逃げる選択肢をとろう。
社会人になってから、苦しくなって自分を追い詰めてしまうというケースもあります。あえて、「逃げてもいい」ということを最後に言わせてもらえればと思います。
おわりに
高校生向けのお話ながら、私自身もとっても頷きながら、時には心を打たれながらお話を聞かせてもらいました😊
自分のキャリアを考えている学生の皆さまの参考になりましたら幸いです!
さて、当社では事業拡大に伴いさまざまなポジションで人材を募集しています。
興味をお持ちの方はお気軽にご連絡ください!
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株式会社トライエッティングは、「予測業務の自動化を、やすく、はやく」というミッションを掲げる名古屋大学発のAIベンチャーです。AI技術の導入する上での課題となっている「コストの高さ」や「開発期間の長期化」、「専門人材の不足」を解決するノーコード予測AI「UMWELT(ウムベルト)」を開発し、幅広い業種業態のお客様に提供しています。また、複雑なシフトもAIがワンクリックで作成する「HRBEST(ハーベスト)」を開発・販売しています。