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幸福であることとは?世界幸福度ランキングで2位のデンマークから学ぶその秘訣 #アドベントカレンダー2022

こんにちは、TRYETINGの広報担当です。

アドベントカレンダー15日目のテーマは、「哲学」。
今日は、北欧での幸せの捉え方にまつわるお話を紹介します。

クリスマスまでの期間に、窓をひとつずつ開けていく「アドベントカレンダー」。
昨年に引き続き今年も弊社公式noteにて、哲学や科学、テクノロジー、カルチャーなど、皆さまの知性を拡張するような様々な記事を、クリスマスまで平日毎日紹介していきます。

「幸福であることとは?世界幸福度ランキングで2位のデンマークから学ぶその秘訣」

今日ご紹介するのはこちらの記事。

誰もが1度は「幸福とは何か」について考えたり悩んだりしたことがあるのではないでしょうか。

一体どのようにしたら幸福な生き方を実現できるのでしょうか。この記事では、幸福度が世界トップクラスである北欧諸国の人々の考え方について、デンマークに留学中の筆者の経験を交えながら見ていきます。

記事のイチオシポイント

デンマークに来てすぐ、ノルウェー人のクラスメイトに「日本では人よりたくさん稼ぐことが一つの幸せの基準になる。こちらではどう?」と尋ねたことがある。彼女は淡々と「私の周りにはそういう価値観はないね。大切なのは自分や家族、友達との時間。だから終業時間になればすぐ帰宅するし、休みの日に仕事のことを考えることはないのよ」。
そうは言ってもお金は大切なはず。「でも多くあったほうがいいでしょ?」と、矢継ぎ早に質問した。「確かにお金をより稼ぎたいという価値観はある。でもあくまでも自分の幸せや趣味に関するためであって、人と比べるためではないね」と話してくれた。

幸福であることとは?世界幸福度ランキングで2位のデンマークから学ぶその秘訣

日本の一般的な価値観で「自分自身がどのような状態になると幸福だと思うか」を考えると、やはりお金や仕事などでの成功が浮かびやすいのではないかと考えられます。

しかし北欧では、自分の時間を持つことや感情の満足が挙げられるのだと言います。

自分や家族、友達との時間を持つことや生活に満足していること、自分自身を信じてOKな状態でいること、自分の感情を感じることなどを、「自分にとっての幸福」として考える人が多くいるのだそうです。

デンマークの幸福を語る上で、ヒュッゲ(Hygge)という言葉を避けては通れない。デンマーク語で「居心地がいい空間」や「楽しい時間」を意味する。デンマークだけでなく北欧諸国に共通する価値観だ。
(中略)
そして、デンマーク人と生活を共にしてみて思うのは、彼らはヒュッゲを作るのがとてもうまい。気分が乗らない時の対処法やついつい長居してしまう心地いい空間の作り方など、いつも「どうすればヒュッゲになるか」を考えている。

幸福であることとは?世界幸福度ランキングで2位のデンマークから学ぶその秘訣

日本ではあまり聞き馴染みのない「ヒュッゲ」という単語。北欧諸国に共通する「居心地がいい空間、楽しい時間」という概念を指しています。

単にオシャレに部屋を飾る、家族や友達と過ごす時間というものではありません。自分の心地よさ=幸せな気持ちを生み出すために、時間や空間、考え方をどう使うのかというデンマーク人のマインドセットです。

デンマーク人の幸福は、自分の機嫌を自分でとりながら、他人を害することなくヒュッゲを作り上げていくことにあると筆者は考えています。

終わりに

いかがでしたでしょうか。より詳細を知りたい方は是非該当記事もご覧ください。


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