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労働時間の人類史 ーヒトがエデンの園を出てからー #アドベントカレンダー2023

クリスマスまでの期間に、窓をひとつずつ開けていく「アドベントカレンダー」。
今年も当社公式noteにて、哲学や科学、テクノロジー、カルチャーなど、皆さまの知性を拡張するような様々な記事を、クリスマスまで平日毎日紹介していきます。

こんにちは、トライエッティング広報担当の間瀬です。

アドベントカレンダー14日目は、「ビジネス」。
今日は、労働時間にまつわるお話をご紹介します。

「労働時間の人類史 ーヒトがエデンの園を出てからー」

今日ご紹介するのは、こちらの記事。

今社会では8時間労働が基本ですが、実はそうなったのは人類史の中ではつい最近のことなんです。

一日16時間の労働が一般的だった時代があることはご存知でしょうか。またその反対に、一日4時間程度の労働で皆が暮らしていた時代もありました。

この記事では、一見普遍のように思われる「労働」の変遷をたどり、働くということそのものが、どのような価値観の下で変化偏移してきたのかについて見ていきます。

記事のイチオシポイント

さてその頃、西欧文明、特に古代ギリシャでは、労働はしないほうが良いという価値観が一般的であった。
働かずに知的探求に勤しむことが上級市民の美徳であり、労働は奴隷など下級市民のする事と定義されていた。古代エジプトでも、ピラミッドなどの建設労働は市民が担っていた。ただし出土した石板には労働者の勤怠管理表まで存在し、その欠勤理由も「ビールを作っていたから」「妻の出血(つまりは妻の生理)」など、介護休暇のようなものも取得されていたと分かっている。働き方自体は、現代より緩く、恵まれたものだったのかもしれない。
最適化により、急な欠勤や法律要件への対応、夜勤や閑散期の調整なども自動化できるようになった。

「労働はしないほうが良い」という価値観、羨ましいと思う方もいらっしゃるのではないでしょうか!(笑)

紀元前から勤怠管理表が作られ運用されていたと思うと、労働の歴史の長さを感じますね。

産業革命時の平均労働時間は10~16時間とされ、眠る時間すらまともに与えられないまさに地獄の様相であった。また非道な児童労働が一般化しており、大人より安く雇え長く働き抵抗するリスクの低い児童は労働市場でよりニーズが高かった。

その一方で、産業革命時は人々に重労働が課せられた時期でした。

このような重労働に耐えかねた労働者たちによる抵抗運動が巻き起こり、労働8時間、自由時間8時間、睡眠8時間という現代労働の基礎が生まれたのだそうです。

終わりに

いかがでしたでしょうか。我々現代人の当たり前の歴史を振り替える良き機会になるのではないでしょうか。より詳細を知りたい方は是非該当記事もご覧ください。

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