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きのこが“会話”するという衝撃 #アドベントカレンダー2022

こんにちは、TRYETINGの広報担当です。

アドベントカレンダー3日目は、「自然科学」。
今日は、植物が行う言語的交流の可能性に関するお話をご紹介します。

クリスマスまでの期間に、窓をひとつずつ開けていく「アドベントカレンダー」。
昨年に引き続き今年も弊社公式noteにて、哲学や科学、テクノロジー、カルチャーなど、皆さまの知性を拡張するような様々な記事を、クリスマスまで平日毎日紹介していきます。

「きのこが”会話”するという衝撃」

今日ご紹介するのは、こちらの記事。
「人類は、きのこと会話する夢を見る」

当社はノーコードAIを活用した予測プラットフォームを開発しているベンチャーですが、タイトルを見ただけでは「AIも需要予測も全然関係ないじゃん!」と思われた方も多いですよね…。

私たちが運営しているメディアのコンセプトは、「ヒトの『知性』を拡張するメディア~拡張知性とヒトの今とその先~」。AIや需要予測の内容に限らず、知的好奇心をくすぐる記事を読んでいただき、当社や当社製品へ込めた思いを知るキッカケになったらと考えています。

この記事では、きのこが発する電気信号の解析に基づいた会話の検証や可能性、植物の言語や思考に関する研究の歴史について紹介しています。

記事のイチオシポイント

きのこには神経細胞がないにもかかわらず、人間の中枢神経で確認されたものと同じ電気活動が起こっていることが分かっている。
人類は、きのこと会話する夢を見る

人間の脳は、ニューロンという神経細胞で結びついたネットワークで構成され、ネットワークに走る電気信号によって思考や記憶などを行っています。

記事の中では、実験で観測された電気信号のスパイクのまとまりを「単語でできた文」と見立て、電気信号のシークエンスが「言語」だと想定した場合の「単語」の文字数を分析した結果を紹介しています。

日本の関東の大規模都市の位置関係を模して餌を配置したところ、粘菌であるモジホコリが非常に効率のよい餌の輸送経路を形成したことがわかった。モジホコリが形成した輸送経路は、人間によって最短距離を最も効率良く結ぶように設計された首都圏のJR路線図と相似しており、粘菌の「合理性」というインテリジェンスをより身近に感じることとなった。
人類は、きのこと会話する夢を見る

きのこたち真菌に良く似た生物である粘菌に、「五感」や「記憶」の働きがあることは兼ねてから注目されています。改めて植物の力を感じるとともに、まだまだ解明されていない植物の生体について興味が湧いてきますよね。

人はコミュニケーションを取ることが難しい存在ほど、その思考や言語、コミュニケーション方法の探求に没頭し、知性の可能性に希望を託すことがあります。本記事は、まさに可能性を感じずにはいられない内容となっています。

終わりに

いかがでしたでしょうか。より詳細を知りたい方は是非該当記事もご覧ください。


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