こんにちは。TRYETINGの広報担当です。

9月下旬を迎えて、2022年度は早くも上半期を終えようとしています。人事異動や組織編成などにより、少し慌ただしくなる時期でもあります。実はトライエッティングも9月に大きな変化を迎えました。それは…ホームページのリニューアルです！

新たに生まれ変わったホームページのコンセプトは、「ヒトの『知性』を拡張するメディア～拡張知性とヒトの今とその先～」。AI市場の拡大や理解促進を目的とした内容に加えて、「科学」や「哲学」などヒトの進化や知性の拡張を語る上で欠かせない分野の内容も情報発信していきます。

（今回のリニューアルについて、より詳しい内容はこちらをご覧ください）

そこで、今回は現在公開されている記事の中から、編集部＋広報部のオススメをご紹介します。

オススメ記事①「AIが世紀の名画を描く未来は訪れるのか？」

一つ目の記事は、AIとアートをテーマにした「AIが世紀の名画を描く未来は訪れるのか？」。

先日、画像生成AI「Midjourney」によって作られた絵画がアメリカの美術品評会で1位を獲得したことでも話題になっている「AI」と「アート」。本記事では、AIをはじめとするテクノロジーとアートの変遷や最新技術、AIと人間が生み出す作品の違い、アートにおけるAI活用の課題と未来について、語られています。
広報部として活躍しながら、今回のリニューアルプロジェクトもサポートしている間瀬さんに、この記事のポイントについて聞いてみました！

元々、自分が美術作品を見ることが好きだったことから、この記事を着想しました。
「最近ではレンブラントの作品を学習したAIが“レンブラント風肖像画“を3Dプリンターで生成し表面の筆致まで再現していることが話題だが、それもあくまでレンブラントの風の何かであって、”レンブラントが・ある時代に・このような意図で描いた”という絵画史的コンテクストが無ければ、ただの“空虚な贋作”のようになってしまう。」という部分がとても印象的で、首が痛くなるほど頷きながら読んでいました。本人が描いた絵画とジェネレーターで生成された〇〇風絵画との間に感じていた違いについて、丁寧に言語化されていてとても感動したんです。
現在AIを活用した絵やイラストのジェネレーターが流行しているかと思います。アートシーンでのAIについてもっと知りたい方はぜひ読んでみてください！

オススメ記事②「人類は、きのこと会話する夢を見る」

次のオススメ記事は、「人類は、きのこと会話する夢を見る」。

この記事タイトルを見て、「AIも需要予測も全然関係ないじゃん！」と思われた方も多いですよね…。今回のリニューアルにおけるコンセプトは冒頭でご紹介した通り、「ヒトの『知性』を拡張するメディア～拡張知性とヒトの今とその先～」。AIや需要予測の内容に限らず、知的好奇心をくすぐる記事を読んでいただき、当社や当社製品へ込めた思いを知るキッカケになったらと考えています。

この記事では、きのこが発する電気信号の解析に基づいた会話の検証や可能性、植物の言語や思考に関する研究の歴史について紹介しています。

私がこの記事の中で一番興味深かった箇所は、北海道大学・中垣俊之准教授のグループ研究に関する内容。人間が綿密に計算して設計した路線図と粘菌が形成した餌の輸送経路が類似している事例を知り、改めて植物の力を感じるとともに、まだまだ解明されていない植物の生体について興味が湧いてきました。

「自然」と「人間」について改めて考えさせられる内容でもあったので、是非ご一読ください！

オススメ記事③「環世界という楽園で、人は森羅万象を夢見る」

3つ目のオススメ記事は、「環世界という楽園で、人は森羅万象を夢見る」。

タイトルを見ただけでは、頭に？マークが浮かんでしまうような記事ですが、実は本記事が編集部のイチオシです。生物それぞれが近くする世界「環世界」について、私たちの身の回りで起こっている出来事を例に挙げて紹介されています。

今回リニューアルプロジェクトの責任者として、立ち上げから記事の企画にまで携わっている菅沼さんに、この記事のポイントについて聞いてみました！

メディアを立ち上げる上で、当社製品であるUMWELT（ウムベルト）に関する象徴的な記事を企画したいなと思っていました。製品誕生の背景やそもそもUMWELTという言葉の意味も含めて紹介したかった、という想いがあります。
この記事のポイントとしては、環世界の話をする上で外せないマダニとミツバチの話から派生して、「人間は地球上の生物で唯一、想像や研究によって他者の環世界へ越境できる力を持っている。だからこそ、我々にしかできないことが沢山ある。」という箇所です。これは、当社が定義する「AI（拡張知能）」やミッション知能業務の自動化を支援し、生産性を向上させ、本来人間にしかできないことに専念していただくことにも通ずる箇所だと思っています。
ウムベルトってなんだろう、環世界ってなんだろうとふと思った方に是非読んで頂きたいです。自分の当たり前は、相手の当たり前ではないこと、その違いを想起し、認め合うこと、本記事をきっかけに当社や製品誕生背景にあるストーリーに興味を持っていただけると嬉しいです。

読み終わってもしばらく余韻が残る記事が盛りだくさん

今回3本の記事を読んで、改めて感じたことは「余韻が残る」ということ。読み終えて、その内容について考えてみたり、さらに深堀して調べてみたり、まさに「知的好奇心をくすぐる」記事が掲載されています。

みなさまも是非ご一読いただき、感想をSNSでシェアいただけると嬉しいです！今後も、読み応えある記事を配信していきますので、楽しみにお待ちください。

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