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暴露は大衆を熱狂させる蜜の味 #アドベントカレンダー2022

こんにちは、TRYETINGの広報担当です。

アドベントカレンダー8日目は、「人間の心理」。
今日は、暴露についてのお話を紹介します。

クリスマスまでの期間に、窓をひとつずつ開けていく「アドベントカレンダー」。
昨年に引き続き今年も弊社公式noteにて、哲学や科学、テクノロジー、カルチャーなど、皆さまの知性を拡張するような様々な記事を、クリスマスまで平日毎日紹介していきます。

「暴露は大衆を熱狂させる蜜の味」

今日ご紹介するのはこちらの記事。

昨今、巷でよく耳にする「暴露」。芸能人の暴露に関する配信や動画が話題を集めたり、過去の出来事に関する暴露本が出版されたりと、暴露にまつわる話題は底を突きません。

どうして人間は暴露に魅了されるのでしょうか。この記事では、暴露の歴史を紐解いていきます。

記事のイチオシポイント

「王様の耳はロバの耳」はよく知られた寓話だが、ロバ耳の秘密を暴露されてしまったのは紀元前8世紀頃のフリギア(現在のトルコ)の王ミダースだったと考えられている。そんなに遥か昔から暴露は変わらず、抗えられない危険な魅力を持った行為だったということだろうか。

暴露は大衆を熱狂させる蜜の味

イソップ寓話のひとつである「王様の耳はロバの耳」ですが、その最も古い記録は紀元前に遡るとされています。

そのなかでは、フリギア王ミダースについて書かれており、彼の神話・逸話が今日の「王様の耳はロバの耳」の大元となったと考えられています。

遥か昔から暴露に魅せられた人間を捉えた話が存在していたことに驚きを隠せません。

大衆が暴露に魅せられ狂喜し、そのパワーを利用して社会正義を達成せんとする者たちが命を賭けた暴露をし、またそれを娯楽として我々が享受する。そんな有象無象の渦の中を、男は静かにそこに腰掛けて、全てを見つめていたのかもしれない。

暴露は大衆を熱狂させる蜜の味

懲悪や変革を推し進めようとするなかで、暴露という手段が用いられる場合は少なくありません。しかし文中で挙げられた様々な実例を振り返り、「そのような危険と隣り合わせの真剣な暴露ですら、自らの欲を満たす為のエンターテイメントとして享受してしまうのだろうか」と筆者は問います。

あなた自身はどうでしょうか。

暴露話を聞きながら、あたかも懲悪を志し正義を掲げているつもりが、ただ狂喜する大衆の一部になっているだけ、なんてことはありませんか。

知らぬ間にあなた自身も暴露の甘い「毒牙」にかかり、その虜になっているかもしれません。

終わりに

いかがでしたでしょうか。より詳細を知りたい方は是非該当記事もご覧ください。


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